「Befcoばかうけ展望室」は、朱鷺メッセの31Fにある新潟市を大パノラマで見渡せる無料の観光スポットです。
朱鷺メッセは2002年に完成した超高層建造物で、新潟コンベンションセンターと万代島ビルから構成されています。新潟コンベンションセンターではイベントや資格試験などさまざまな催し物が開催され、お隣の万代島ビルにはオフィスも入居。
新潟駅周辺で一際高い建物なので、ルートが分からなくてもこの青い建物を目印に移動すればたどり着くことできます。

また、朱鷺メッセ行きの新潟市観光循環バスや、一般路線バスも新潟駅前バスセンターから運行しているので、それらのバスに乗車すれば約15分で到着できます。もちろんレンタサイクルでも問題なく行ける場所です。
ちなみに、Befcoばかうけ展望室の「Befco(ベフコ)」は新潟の米菓メーカー「栗山米菓」のコーポレートブランド。”Be”ika(米菓)”f”rontier(先駆者)”co”mpany(企業)の頭文字から名付けられました。
スーパーのお菓子売り場を探してみると、栗山米菓製品である「ばかうけ」「星たべよ」のパッケージにはBefcoとしっかりプリントされています。
実は朱鷺メッセでは運営費の確保のため「施設命名権(ネーミングライツ)」が導入されていて、栗山米菓が正式に権利を得ていることより、「Befcoばかうけ展望室」が誕生しました。
それではBefcoばかうけ展望室に行ってみましょう。朱鷺メッセ万代島ビルには特定フロアにオフィスも入居しているので、31F展望室に行くには直行の展望室専用エレベーターを利用します。

ちゃんと天井に誘導ボードが掲げられているので、見落とさないように気をつけて。うっかりしてオフィスエレベーターに乗ってしまったら1Fに戻ってください。また専用エレベーター前にも立て看板があるので安心です。

31F入り口にはインフォメーションカウンターが設けられていて、Befcoばかうけ展望室の楽しみ方、新潟のおすすめ観光スポットを紹介しています。
また、カウンターから右手の展望室フロアにもラックが設置され、新潟市全域(北区、東区、中央区、江南区、南区、秋葉区、西区)のパンフレットもあるので、観光イベント情報の収集に便利です。
展望室は四方がガラス張りとなっていて、東西南北360度どこからでも新潟市を見渡せます。

天候に恵まれた日であれば、ぼんやりながら佐渡島や、白と青のコントラストが美しい五頭連峰が見渡せることも。

画像の奥にうっすら見えるのが佐渡島。この日は幸運にも快晴でしたので佐渡島が見えました。
広大な日本海、車が規則的に並んでいる佐渡汽船、新潟市街を走る車など、地上125メートルからの眺望は抜群。まるで新潟市がミニチュア化しているかのようでおもしろいです。

またBefcoばかうけ展望室の一角にはレストランとおみやげが買えるコーナーもあり、景色を楽しみつつ、新潟の食材をふんだんに取り入れたランチとディナーを頂くこともできます。トイレもあるので、用を足すためにフロアを上下する必要はありません。
カウンターの脇には栗山米菓のキャラクターばかうけの限定メダルがゲットできる自販機もありました。

3種類あるのでご当地みやげとしてゲットしてみては?
旅データ
- アクセス:新潟駅から路線バスで約15分、「朱鷺メッセ」下車
- URL:https://www.hotelnikkoniigata.jp/observatory/