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【新潟市】明治大正時代に時報を知らせた大砲がある「ドン山」

ドン山

新潟市内にある西海岸公園の一角に「ドン山」と呼ばれる場所があります。このドン山には明治大正時代に使われていた大砲があるんだとか。今回はそんな西海岸公園のドン山に出かけてみました。

西海岸公園は、海沿いに面しており見晴らし抜群。雄大な日本海が広がっています。

日本海

公園内の階段を進むと…

階段

ありました!

大砲

白い三角形の建物と大砲の砲口です。

大砲のそばの由緒によると、明治大正時代の時計が一般家庭に普及していなかった頃、この大砲が正午の時報として機能していたそうです。正午のみの報せで1日に一発だけ「ドン」と打たれ、明治6年から大正23年までの52年間続けられていたんだとか。

案内板

ちょっとカッコいい大砲による時報ですが、もっと調べてみるといろいろとワイルドです。当時は市街地方面へ砲先が向けられ、風向き次第で新潟から遠く離れた新発田まで音が聴こえていたんだとか。

大砲

新発田まで音が届くということは新潟市での大砲の音は爆音。当時周辺に新設された双葉中学校(現在は閉校)の生徒や教師はかなり空砲の音に悩まされたことでしょう。

大正10年頃にはやっと大砲が海へと向けられたそうですが、お昼時に「ドッカーン!」と一発音が鳴るのは気が気ではありませんね…。

現在もしっかりと日本海側へと砲口が向けられています。

海に向けられた砲口

ちなみに、初代大砲は白山公園から大円寺公園(新潟県新潟市中央区礎町)、二代目大砲も初代と同じく大円寺公園に移設されましたが、戦争でどちらも焼失してしまい、現在ドン山にあるのは復元品だそうです。

案内板

また大砲はフランス製のものを模して作られ、さらに明治初期には陸軍で使用されていたんだとか。懐かしの芸人スギちゃんの持ちネタいわく「ワイルドだろ~」な新潟のドン山の大砲でした。

大砲

※西海岸公園周辺は交通量が多く、夕方から暗くなった頃は灯りが少ないです。お店やコンビニも遠いので、なるべく晴れた日で明るい日中に行くことをおすすめします。

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