寺社

【新潟市】ひいふうみいよ…、たくさんの鳥居が印象的!観光雑誌には載っていない「御林稲荷神社」

御林稲荷神社

住宅街をレンタサイクルで散策している途中、鳥居がいくつも建った神社を見つけました。場所は新潟大神宮の近く。

御林稲荷神社

観光雑誌や新潟市配布のマップには掲載されていない神社です。調べてみると「御林稲荷神社」という名前と分かりました。御林稲荷神社との不思議なご縁と思いましたので、レンタサイクルを停めてお邪魔させていただくことにしました。

やや高めの位置に建築された御林稲荷神社。文献を調べてみると、どうやら小高い砂丘の上に建てられたようです。周辺を住宅とカーポート、さらには木々に囲まれています。周りを見渡さないと、うっかり見落としてしまいそうです。

一の鳥居は朱色だったようですが、長い年月のせいか色が褪せてしまっています。各鳥居ごとに異なる色褪せ方をしているのはなぜでしょうか?

鳥居

石段の参道を昇ってみます。鳥居の色褪せ具合とは裏腹に、参道は手すりなどがしっかり整備されていました。見上げた先の神額には「御林稲荷社」と刻まれ、さらに奥には青銅のような円盤が。鳥居に付いた神額で円盤状だったのを見たのは人生で初めてです。

円盤状の神額

手水舎で手を浄めようと思いきや、石が真っ二つに割れて破損しているではありませんか!氏子さんは直さないのでしょうか…。

手水舎

拝殿に近付くと丸い青銅っぽい円盤が見えました。やはり四角い神額と同様に「御林稲荷社」と刻まれているんですね。全国津々浦々に神社が鎮座していますが、円盤状の神額は珍しいのではないでしょうか。

円盤状の神額

こちらは本殿と思いきや拝殿のようです。奥には小さいながらも朱色の立派な本殿が鎮座されていました。

拝殿

拝殿入り口には平安貴族の御簾のようなものがありました。お賽銭箱があったのでわずかですが、お納めしました。ほかの一般的な神社よりも簡素な印象を受けましたが、お手入れが行き届いていて落ち葉などは一切なかったです。やはり氏子さんがいらっしゃるんでしょうね。

拝殿内にはかわいらしく丁寧に作られたくす玉やうちわが飾られています。雰囲気としては、昔の縁日(お祭り)のような懐かしい感じがしました。

くす玉やうちわ

そしてお賽銭箱の向こう側、格子の仕切りの奥には白い陶器で作られたお稲荷さまの小さい人形がたくさんいらっしゃいました。

うーん、なかなか不思議な雰囲気の神社ですね。後にネットで調べてみると、御林稲荷神社は過去に廃社となったのではないかという指摘がありました。たしかに手水舎がバキッと壊れていたらそう思うかもしれませんね。

でも私からすると、境内は全体的に人によって整えられていた印象です。しかし、新潟神社庁のサイトで検索してみると、御林稲荷神社という登録はありませんでした。やっぱり廃社してしまったのでしょうか?

御林稲荷神社

廃社とはあまり思えずさらに調べると、似たような住所で「太平神社」と掲載されていました。太平とは新潟市東区の地名です。考えられるのは廃社というよりも、遷座や改称ではないでしょうか…?

神職さんがいなかったので真実は分かりませんが、観光スポットの考察って興味深いですね。たまには頭を使って地域の歴史を辿ってみるのも、おもしろいかもしれません。

旅データ

・アクセス:新潟大神宮から徒歩3分