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【新潟市】珍しい扇垂木の社殿は必見!神社猫がいる「新潟総鎮守神明宮」

新潟総鎮守神明宮

新潟総鎮守白山神社は有名なパワースポットとして有名です。御朱印も賜れるため、いつも境内は賑わっています。その周辺の一番堀通りにも御朱印が賜れる神社が鎮座しているのをご存知でしょうか?

神社の名は『新潟総鎮守神明宮』、神明さまと地元の方から愛され、海上安全・諸事解決の御神徳を授けてくださいます。

今回は古町通りの一角に鎮座している新潟総鎮守神明宮へお参りに訪れてみました。

神明宮

新潟総鎮守神明宮では猿田彦大神と大彦命を御祭神にお祀りしていて、猿田彦大神は開運・防火・航海安全など水にまつわる御神徳を授けてくださいます。

一方の大彦命とは四道将軍の一人で北陸道を平定し、交通安全や平定の御神徳があるんだとか。このことから新潟の漁業関係者が祈願に訪れています。

こちらが新潟総鎮守神明宮の社殿です。

社殿

変わった珍しい建築様式の「扇垂木(おうぎたるき)」という造りが施されています。社殿の写真左右端に見える放射状のものが扇垂木です。

新潟総鎮守神明宮は1573年から1591年までは境内に神明宮と船江神社が建てられ、船江神明と呼ばれていました。しかし、1858年になると合祀され、現在のような姿の神社となっています。

神明宮の創建年は不詳ながらも、1591年に上杉家から米や社地の寄進を受けるなどの記録が残っていることから、それ以前と分かります。

境内社の白鳥神社(はくちょうじんじゃ)と八幡宮(はちまんぐう)です。

境内社

オレンジブラウンとダークブラウンの縦長のお社が社殿の左側に建っています。しらとりではなく”はくちょう”と読む白鳥神社は2013年に建立された神社で、新潟のサッカーチーム「アルビレックス」の必勝祈願を行っているのだそう。

たしかにお社はアルビカラーのオレンジっぽいですね。白鳥神社のさらの左側にはアルビレックスののぼりがあります。

アルビレックスののぼり

八幡宮については九州宇佐八幡宮の応神天皇を御祭神としてお祀りしています。「武芸上達」のご利益があるほか、お祀りしている応神天皇は源氏の氏神なのだそう。

源氏には源為朝(みなもとのためとも)や那須与一など有名な逸話が残る弓の名手が名を連ねています。応神天皇の御神徳の効果は絶大ですね!また母子神(ははこがみ)信仰より、「家内円満」「家内安全」の御神徳も授けてくださいます。

こちらが松尾芭蕉の句碑です。

松尾芭蕉の句碑

見えにくいですが「海に降る雨や恋しきうき身宿」とあり、「泊船集」の付録に納められています。1857年は安政4年、地元で活動する柳々舎から献碑されたものです。

句碑

松尾芭蕉と言えば「古池や 蛙飛び込む 水の音」という俳句ですよね。それを彷彿とさせるかの如く、手水舎のまわりには蒼々とした緑があります。もしかしたらカエルが…と思って、探してみたもののいませんでした。

社殿の右隣には神楽殿らしき建物もあります。こちらにも社殿に似た扇垂木が施されています。扇垂木って神様の後光のようで神々しい印象ですよね。

神楽殿

こちらが新潟総鎮守神明宮の御朱印です。

御朱印

平日の午前中に参拝したのですが、御朱印を賜る方が数人見られました。その中には中年の男性もいらっしゃって、男性も御朱印を集めているのだとホッコリしました。宮司さんは穏やかな男性で、御朱印は快く賜れました。

余談ですが、社務所周辺の庭では神社猫の”白黒ハチワレにゃんこさん”がのんびりしていることがあります。神社と猫の組み合わせってステキですよね、もしかしたら神様のお使いなのでしょうか?

この日も神社猫のハチワレさん(仮名)がいたのですが、カメラを構えようと準備しているとどこかへ消えてしまいました。せっかくステキな出会いだったのに…。

フラフラ自由気ままにしているにゃんことの出会いって運命的だと思いませんか?またいつか神社を訪れた際に姿を見せてくれたらいいなーと思いました。

新潟総鎮守神明宮はのんびり時が流れて居心地のよい神社です。心穏やかになりたい時にはぜひ足を運んでみてくださいね。

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