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【新潟】まるでお城のよう!ヨーロピアンテイストの外観がレトロチックな「新潟市歴史博物館みなとぴあ」

新潟市歴史博物館みなとぴあ

新潟市の観光スポットに「みなとぴあ」という場所があります。市民や観光客にはみなとぴあの愛称で親しまれていますが、正式名称は「新潟市歴史博物館」です。

新潟市歴史博物館

1972年に新潟市郷土資料館として開館し、敷地内には博物館本館、旧第四銀行住吉町支店、旧新潟市税関庁舎、石蔵の4つの建設物があります。そしてその側には昔の新潟市の町並みを再現した信濃川旧河川道、早川堀、四間堀が巡らされています。

川

ヨーロピアンテイストの外観がレトロチックな博物館本館の広さは約5,500㎡。3階鉄骨鉄筋コンクリート造りで、外観は1911年に現在Next21の場所にあった2代目新潟市庁舎を模しています。このようなデザインの建築物が今から約100年前の新潟市にもあったのには驚きですね。

こちらは信濃川付近の歩道から撮影した本館ですが、まるでどこかのお城のよう。

博物館本館

さて館内に歩みを進めましょう。1Fフロアでは記念スタンプや、新潟市の観光イベント情報のパンフレットが入手できます。ただし階段を上がった2F常設展は有料で、観覧料が一般で300円必要となります。

今回はせっかく観光に訪れたので、2F常設展に足を運んでみました。入場券は入って左手にある1Fカウンターで購入できます。階段を上った先にある常設展では新潟の文化や歴史にまつわる展示品がいくつも並べられており、順路に沿って観賞しながら知識を深めることができます。

こちらは「白山神社大船絵馬」という新潟市指定の有形民俗文化財です。

白山神社大船絵馬

作者は新潟市の画家井上文昌で、水原の市島次郎吉が1852年に奉納しました。写真では分かりにくいですが、縦1m90cm×横3m60cmのとても巨大な船絵馬なんですよ。

絵馬には多数の船が描かれているのですが、奉納者の市島次郎吉が輸送業を営んでいて、江戸と大阪方面へ年貢米を運ぶ仕事が成功することを祈願して奉納された経緯があります。

この他にも新潟県に縁ある音楽家の特集、出土土器の公開、水害への対策、米作りの様子の資料が多数展示されていますので、ぜひこちらもご覧になってください。

次に本館を出て正面にある「旧第四銀行住吉町支店」へと行ってみます。

旧第四銀行住吉町支店

旧第四銀行住吉町支店は2002年まで住吉町で営業していました。こちらは2階建て鉄筋コンクリートですが、新古典主義様式を取り入れたデザインとなっています。

入り口には文化庁登録有形文化財の標識がありました。

文化庁登録有形文化財の標識

さらに入ってすぐの館内には深紅のカーペットが敷かれ、まさしく童話の中のお屋敷そのもの。

深紅のカーペット

ただこの階段はかなり”急”なので転倒注意です!階段を上がった先には銀行になくてはならない重厚な扉の金庫や、広々とした空間の会議室が見られました。

会議室

それから旧第四銀行住吉町支店は1Fの一角が「ぽるとカーブドッチ」というレストランになっています。ぽるとカーブドッチのフロアは吹き抜けの天井となっており、開放的な空間でおいしい食事を頂けます。お昼時に観光に訪れた際には、ぜひこちらでランチにしてみてはいかがでしょうか?

敷地内には1969年に国の重要文化財として指定された旧新潟市税関庁舎も位置していますが、こちらは残念ながら補強工事のメンテナンス中でした。

遠くからの撮影ですが、赤い屋根にアーチ状の通路、ななめ格子のなまこ壁が見えます。もっと近くで観賞してみたかったのですが工事中だったので、それはまた次の機会に。

レストラン

ちなみに新潟市歴史博物館みなとぴあは新潟市観光循環バスの停留所の一つです。駐輪場の付近に2か所バス停がありました。

オレンジ色循環バスは朱鷺メッセ先回り、

朱鷺メッセ先回りのバス停

ピンクが白山公園先回りとなっています。

白山公園先回りのバス停

ピンクの白山公園先回りのバス停の後ろに見えるライトブラウンの建物が本館です。バス停はまとまって設置されているので分かりやすくなっています。さらにバス停から信濃川方面に進むと、本館脇に駐輪場があるのでレンタサイクルで訪れることもできますよ。

今回は冬の終わりの3月に足を運びましたが、もう少しすると新潟市は春を迎え、芝生や木々に新緑が彩りを加えるようになります。春先の信濃川から吹く心地良い風を受けながらの観光はとても気分が良く、敷地内の嬉々と芽吹く木々や付近の信濃川水面の煌めきなど、見どころはグッと増えまず。

ぜひ春先からも新潟市歴史博物館みなとぴあを散策してみてくださいね。

旅データ

  • 観覧料:300円(博物館常設展)
  • アクセス:観光循環バス「歴史博物館前」下車徒歩すぐ
  • URL:http://www.nchm.jp/