寺社

【新潟市】境内にはカエルが鎮座!万代地区にある「三社神社」

三社神社

新潟駅前は開発が絶え間なく行われていますが、神社は姿を変えることなくそのまま古より鎮座しています。今回は商業地の万代地区と昔ながらの沼垂地区の周辺にある「三社神社」に足を運んでみました。

三社神社付近には国道113号線が通っていて、マンションや中学校が建ち並ぶその一角に佇んでいますが、道路からすぐの場所に鎮座しているのですぐにわかります。私が訪れた時には目印となるのぼりが立っていたので、すぐにたどり着けました。

白い石で造られた一の鳥居はとても立派で、見上げるほどの存在感でした。

一の鳥居

三社神社は1747年に流作場新田の開拓者であった「安倍玄的」に創建されています。その当時は神明宮という名称だったそうです。

また新潟市内は信濃川水流が流れていることもあり、古くから水害に悩まされてきました。神明宮も水害被害の影響を受け、幾度も遷座を繰り返した暁に現在地へと腰を下ろしています。

三社神社の境内にはかわいらしい「カエル」が置かれていました。でもどうしてカエル?

カエル

そして龍の手水舎もありました。ちなみに、隣区の秋葉山内に鎮座する秋葉神社にも似たようなものがあります。

龍の手水舎

またカエルがいました。しかも大きい!説明書きに目を通してみると、「玄的の青蛙」というものなのだそう。

玄的の青蛙

要約すると流作場の玄的村は1807年に3回も大洪水に見舞われました。被害は甚大だったこともあり、当時の村人らが廃村を考えたとのこと。しかし、村人が嘆くその村の片隅で、無数の青蛙が必死に鳴き声を上げていました。その青蛙らの姿に村人は奮起し、復興を試みたのです。

こうしたたゆまぬ努力の成果が実り、村は再興しました。その先人たちと青蛙の功績を讃えるため、境内にはカエルがいるんですね。

「みんな幸せに、善き事にかえる、幸福の蛙」の石碑。その隣にはカエルの人形がたくさん奉納されていました。うーん、良い言葉で身に沁みます。

石碑

朱色の手すりに囲まれるように鎮座する拝殿。その正面左側には社務所がありました。拝殿の鈴緒は3本。人の訪れが多い万代地区と沼垂地区が近い三和町に鎮座するからこそ、鈴緒が多いのかもしれません。

拝殿

境内に鎮座する末社の「石宮神社」。お社と狛犬がやや小さいのが印象的でした。

石宮神社

お神輿が安置されている神輿殿。花園一丁目町内会と書かれています。色のカスレ具合から古い感じがするものの、間近で見るとかなりしっかりしていました。「ちゃんとお神輿を守ってます!」と言っているみたいですね。

神輿殿

三社神社は新潟駅からレンタサイクルや徒歩で行ける距離なので、ぜひ足を運んでみてください。

旅データ

・アクセス:新潟駅(万代口)から徒歩15分